『甲賀忍法帖』山田風太郎
僕は山田風太郎と聞くと、著作では甲賀忍法帖か人間臨終図鑑を思い浮かべる。
人物本人に関しては、『麻雀』、『医学』という言葉を思い浮かべる。
突飛で奇想天外な設定のバックボーンには医学的知識があるのではと考える。
文を追いながら結末を予想するという幸福を生涯得られなかった。
非常に悔やまれる。
若い人のことを考えると、漫画かアニメを入り口としたほうが
山田風太郎という作家に親しみやすいのではと考える。
漫画の読者層がヒョイと気軽に小説を読めるかという問題はさておき。